看護師の働き方の選び方。「辞める」と「続ける」の間にある7つの道
働き方の選び方

看護師の働き方の選び方。「辞める」と「続ける」の間にある7つの道

二択で考えると、どちらも選べなくなる。変えられる部分を一つずつ分けて見るための地図です。

公開日:2026-09-30

この記事の結論(カルテ)

  • 対象読者:今の働き方はしんどいが、看護師を辞めたいわけではない人
  • 結論:働き方は「どこで・いつ・どの雇用で・何を」の4つに分けると、変えられる所が見える
  • 先にやること:いちばんしんどいのが4つのどれかを決める
  • 道の数:夜勤の量/部署/職場の種類/雇用の形/単発で下見/外の相談窓口/最後の選択肢

問診室:「辞めたい」は、たいてい全部が嫌なわけじゃない

コウ先輩

「辞めたい」って口にするときって、仕事の全部が嫌になってることは少ないんだよね。夜勤の回数がきついのか、人間関係なのか、給料なのか。どれか一つが重くなって、全部が嫌に見えてる。

ゆめこ

分かります。私も「辞めたい」って思った日を思い返すと、だいたい夜勤明けで寝られなかった日でした。

コウ先輩

そう。だから最初にやるのは、しんどさを分けること。分けると「辞める」以外に動かせる所が見えてくる。

このページは、看護師が働き方を変えるときの「地図」です。細かい話はそれぞれの記事に分けてあるので、自分に当てはまる所から読んでください。

ひかる

ひかる「辞めたい」って思った日、ほんとに全部が嫌だった?
しんどさの出どころ、先に一緒に見つけよう。

いまの自分に近いのは?押すと、合う道まで飛びます

働き方を4つに分ける

看護師の働き方は、次の4つの組み合わせでできています。

しんどさの原因がどれにあるかで、動かすべき所が変わります。夜勤の回数がつらいのに職場の種類を変えても、夜勤がある職場を選べば同じことが起きます。

7つの道

夜勤の「量」と「質」を変える

夜勤をゼロにするか続けるかの二択ではありません。回数を減らす、夜勤専従にまとめる、見守りが中心の夜勤がある職場に移る、という変え方があります。

コウ先輩

僕は今、デイサービスと夜勤の組み合わせで働いてる。夜勤は週1回から週2回に、自分から相談して増やしたんだ。見守りが中心の夜勤だから、日勤より体が楽だったんだよね。

ゆめこ

増やしたんですか? 減らすんじゃなくて?

コウ先輩

そう。夜勤がきついかどうかは、回数だけじゃなくて中身で決まるから。詳しくは夜勤の記事に書いてある。

→ 夜勤がもう無理な看護師へ。夜勤から抜ける4つの選択肢

→ 夜勤を週2回にしたら、時間にゆとりができた(運営者の体験から)

部署を変える(職場は辞めない)

人間関係や業務の中身がしんどいなら、同じ病院の中で部署を変えるだけで解決することがあります。退職より手続きが軽く、給料や退職金の積み上げも途切れません。

→ 部署異動は逃げじゃない。看護師が異動を願い出るときの準備

職場の種類を変える

病棟の忙しさと、訪問看護・デイサービス・クリニックの忙しさは、種類が違います。楽になるのではなく、しんどさの形が変わると考えてください。

→ 訪問看護・デイサービス・クリニックは何が違う?

→ デイサービスの看護師は病棟と何が違う?(運営者の体験から)

→ クリニック転職は「楽」じゃない

雇用の形を変える

常勤でなければいけない理由がないなら、パートや派遣で働く時間を先に決める方法があります。収入は下がりますが、体と生活の予定を自分で組めるようになります。

→ パート・派遣・単発で働く看護師へ。常勤を降りる前に知ること

単発の仕事で、次の職場を「下見」する

辞める前に、別の職場を一日だけ体験できるのが単発の仕事です。

コウ先輩

僕は休みの日に、単発の看護師の仕事に入ってる。お金のためでもあるけど、それ以上に「ほかの職場はどうなってるか」を見に行く意味が大きい。辞めてから探すより、ずっと怖くない。

→ 次の職場は「下見」してから決める(運営者の体験から)

外の相談窓口を使う

転職するかどうか決めていなくても、看護師専門の転職の相談窓口は使えます。自分の経験が外でどう見られるかを知るだけでも、「ここしかない」という思い込みがほどけます。

→ 看護師の転職の相談先の選び方

最後の選択肢として、職場から離れる

体や心が限界で、職場に自分から言い出せない状態なら、第三者に退職を伝えてもらう方法もあります。ほかの道を試す余裕がないときのための、最後の選択肢です。

退職も考えている方へ

退職を伝えることが難しい方へ。退職代行3社の運営形態・費用・対応範囲をまとめています。

退職代行3社の違いを確認する →

本日の処方箋:まず一つだけ決める

ナースX

全部を一度に変えようとすると、何も動かせなくなります。今いちばん重いのは、4つのうちどれか。それだけ決めてください。

いちばん重いものが決まったら、その道の記事を一本だけ読んでください。それで十分です。

よくある質問

看護師を辞めずに働き方を変えることはできますか?

できます。夜勤の回数、部署、職場の種類、雇用の形のどれか一つを変えるだけで、しんどさが軽くなることがあります。

どこから手をつければいいですか?

しんどさの原因が「どこで・いつ・どの雇用で・何を」のどれにあるかを先に決めてください。原因と違う所を変えると、同じしんどさが続きます。

転職の相談窓口は、転職すると決めてから使うものですか?

決めていなくても使えます。自分の経験が外でどう評価されるかを知るために使うこともできます。

言葉にしにくい気持ちは、歌にしています

NURSE SOUNDTRACKは、白髪ナースのひかる・男性看護師のニコ・医師のツグ先生の3人が、現場の気持ちを歌にしている縦動画シリーズです。「やめる以外の働き方も選べる」を、歌で届けています。映像と音声はAIで制作していますが、内容は看護師の経験をもとに作っています。

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辞めるか続けるか、決める前に。変えられる所を見てみませんか働き方の地図を見る →

姉妹サイト

職場で消耗しているときは、ナースX内の「限界ナースへ」もどうぞ。辞める前にできる整理と、働き方の立て直し方をまとめています。

限界ナースへを読む →

よくある質問

Q. この記事は看護師以外の人にも参考になりますか?
はい。医療ドラマや組織人間関係の話は、職業を問わず多くの方に通じる構造を含んでいます。看護師の現場視点で読み解いていますが、一般読者の方にも届く言葉で書いています。
Q. 「もう辞めたい」と感じていますが、どこに相談すればいいですか?
同僚や家族・SNS・カウンセリングのほか、上司に切り出せない状態なら退職代行を選択肢として知っておくと心が軽くなります。上の「退職代行3社の違いを確認する」から、3社の比較記事を読めます。
Q. 運営者「ひかる」はどんな人ですか?
救命救急を含む現場を経てきた男性看護師です。現在はデイサービス+夜勤で勤務しながら、医療ドラマ考察と限界ナースの処方箋を発信しています。INFJ気質を活かして、ドラマの場面を「組織で生き抜く構造」に翻訳します。
Q. 関連記事はどこから読めますか?
記事末尾の「あわせて読みたい」と、各カテゴリ(限界ナースへ/限界ナースへなど)から関連記事を辿れます。
Q. 仕事がしんどいときに読める記事はありますか?
はい。NurseX内の「限界ナースへ」カテゴリで、辞める前にできる整理、夜勤の減らし方、即日退職の選択肢までまとめています。