白石先生のペンライトとフィジカルアセスメント

【コード・ブルー】白石先生の「ペンライト」はなぜカッコいいのか?憧れの医療アイテムの秘密と、現場で役立つ正しい使い方講座

白石先生が胸ポケットからサッと取り出すペンライト。あの一瞬、ただの小道具なのに妙にかっこいいんですよね。でも現場では、その小さな光が患者さんの変化を拾う大事なサインにもなります。

先輩、見てください。ついに買いました。白石先生とお揃い、かもしれないペンライトです。これで私も、胸ポケットからカチッと出せるナースです。

その言い方、もう半分ドラマに出る気だね。でも、いいと思う。形から入って気持ちが前を向くことって、現場ではけっこう大事だから。

ただし、ペンライトは雰囲気アイテムではありません。瞳孔、対光反射、意識レベル。小さな光で、患者さんの中にある危険信号を拾うための道具です。

この記事のカルテ

  • 白石先生のペンライトは、プロの医療者らしさを象徴する小道具です。
  • 主な用途は、瞳孔の大きさや対光反射を確認し、脳の異常を早く察知することです。
  • 夜勤では、患者さんを起こしすぎずに観察するための相棒にもなります。
  • 大事なのは、形から入ったあとに、患者さんをまぶしくさせない使い方まで身につけることです。

問診室:白石先生の胸ポケットには何が入ってる?

コード・ブルーで白石先生がペンライトを使う場面、印象に残るよね。最初は少し緊張が見えるのに、あとになるほど手つきが自然になる。あれがまたいい。

わかります。あのカチッていう感じと、患者さんを見る横顔。あれだけで「ちゃんと診ている人」って伝わります。私も夜勤で使ってみたいです。

いいね。じゃあ確認。瞳孔って、どうやって見る?

……えっと、目に光を当てて、キュッとなるか見る、みたいな……。

そこで止まる人は多いです。悪いことではありません。けれど、憧れを現場の技術に変えるには、「何を見るのか」を言葉にできる必要があります。

回診記録:ペンライトが照らす「脳」の異常

症例1:なぜ目を見るのか

白石先生が見ていたのは、患者さんの瞳孔だ。脳出血や脳ヘルニアなどで脳幹が圧迫されると、光を当てても瞳孔が縮まない、左右差が出る、反応が鈍いといった変化が出ることがある。

目を見ているようで、実は頭の中の緊急事態をチェックしているんですね。だからあんなに真剣な顔だったんだ。

瞳孔不同、対光反射の消失、意識レベルの変化。ペンライトの光は、患者さんの中で起きている異変を拾う入口です。

症例2:夜勤ナースの相棒

ペンライトは医師だけのものじゃない。夜勤ナースにとっても、点滴の滴下、ルート、呼吸状態、周囲の安全をそっと確認するための相棒になる。

スマホのライトだと明るすぎるし、懐中電灯だと大げさですもんね。患者さんを起こしすぎない優しい光って、大事ですね。

ただし、便利だからこそ使い方に配慮が必要です。患者さんの目に真正面から強い光を当てるのは、観察としてもケアとしても乱暴になりやすい。

小さな光で変化を見逃さない

本日の処方箋:プロのペンライト活用術

白石先生に憧れてペンライトを買う。これは、かなり健全な入口だと思います。道具から入ると、身体が少しプロの方向を向くからです。ただ、ポケットに入れた瞬間に技術が身につくわけではありません。

1. 真正面から当てない

患者さんの目に真正面から光を当てると、ただただまぶしいです。観察の前に、相手がつらくなってしまう。斜め横から、すっと光を入れる。乱暴に照らすのではなく、反応を借りるように見る感覚です。

2. 両目の反応を見る

右目に光を当てた時、右目だけでなく左目の瞳孔も同時に縮むかを見ます。直接対光反射と間接対光反射をセットで確認する意識が大切です。

3. 患者さんに優しい光を選ぶ

真っ白で強すぎるLEDは、患者さんにはしんどいことがあります。明るければよい、ではありません。現場で使うなら、まぶしさと見やすさのバランスが取れた医療用ペンライトが扱いやすいです。

憧れを、現場で使える技術に変える

ペンライトは小さな道具です。でも、その光で拾える変化があります。白石先生みたいに、派手ではないけれど確かに見ている。そんな観察が、現場ではいちばん頼りになります。

形から入るのも立派な才能だよ。「これをちゃんと使えるようになりたい」と思えた時点で、もう学びは始まっている。

はい。白石先生みたいに、緊急時でも落ち着いて、患者さんに優しく光を当てられる人になりたいです。まずは先輩の目で練習を……。

片目ずつ、優しくお願いします。

知識を独学だけで抱え込む必要はありません。教育体制がある職場、相談できる先輩、学び直せる環境を選ぶことも、プロとしての自己防衛です。

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本日のカンファレンスまとめ

みなさんは、ペンライトにまつわる思い出や失敗談はありますか? ポケットの中で勝手に点いていた、患者さんにまぶしいと言われた、そんな現場あるあるも聞いてみたいです。

ペンライトの小さな光は、患者さんの変化を見逃さないための光です。白石先生に憧れた気持ちを、明日の観察につなげていきましょう。それでは、また次のカンファレンスでお会いしましょう。

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