【はたらく細胞BLACK】脱毛は何話?第5話と円形脱毛症
急な抜け毛を「疲れのせい」と決めつけるのは早すぎます。第5話は免疫が毛根側を攻撃する場面を描きますが、現実の脱毛には複数の種類と原因があります。
この記事のカルテ
- 『はたらく細胞BLACK』の脱毛回は第5話「過重労働、脱毛、錯乱。」
- 作中ではキラーT細胞が毛母細胞を襲い、毛根に炎症が起こる
- 円形脱毛症は、リンパ球が毛包を攻撃する自己免疫反応が関わる
- 精神的ストレスだけを原因と決めつけず、脱毛の形と経過で相談する
脱毛を扱うのはBLACK第5話
アニメ公式サイトの第5話は「過重労働、脱毛、錯乱。」です。赤血球が仕事の手応えを感じ始めた矢先、毛根に炎症が起き、味方であるはずのキラーT細胞が毛母細胞を攻撃します。
作品の怖さは、外から来た敵ではなく、体を守る免疫が自分の組織へ向く点にあります。ただし、タイトルにある過重労働だけで脱毛の原因を説明できるわけではありません。
| 作品で見えること | 現実で補うこと |
|---|---|
| キラーT細胞が毛母細胞を襲う | 円形脱毛症では、リンパ球による毛包への自己免疫反応が関わる |
| 過重労働と脱毛が同じ回で起きる | 脱毛の原因は一つではなく、ストレスとの関係も単純ではない |
| 短時間で変化が進む | 現実の経過、範囲、症状は人によって異なる |
| 毛母細胞が直接攻撃される | 実際の診断は脱毛の形や頭皮、病歴などから行う |
毛母細胞と毛包はどう違う?
毛は、皮膚の中にある毛包という構造で作られます。その下部には毛乳頭があり、周囲の毛母細胞が増えることで毛が伸びます。
第5話に毛母細胞が登場するのは、髪を作る現場をキャラクター化しているからです。現実の円形脱毛症では、一本の毛だけではなく、毛を作る毛包の周囲で炎症が起きます。
仕事が忙しいから円形脱毛症になった、と考えてよいですか。
それだけでは判断できません。ストレスがきっかけになる場合はありますが、直接の関係が分からない人も多く、自己免疫の仕組みや体質などが関わります。
円形脱毛症は「ストレスだけ」が原因ではない
日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aは、円形脱毛症について、毛包の周囲で一部のリンパ球が組織を壊そうとする自己免疫反応が起きる病気と説明しています。頭に一つだけ出る場合も、多発する場合も、頭全体や体毛まで広がる場合もあります。
同学会は、精神的ストレスが発症のきっかけになる人はいる一方、直接的な関係なく始まる人も多いと案内しています。「自分が弱いから」「休めなかったから」と本人を責める説明は、医学的にも適切ではありません。
円形脱毛症
免疫が毛包へ向く反応が関わる。円形だけでなく広がり方はさまざま
ほかの脱毛
男性型・女性型、病気、薬剤、感染、毛周期の乱れなど原因は異なる
抜け毛を見つけたときの順番
- 範囲と進み方を記録する
いつ気づいたか、円形か全体か、広がっているかを写真やメモで残します。 - 頭皮と全身の変化を見る
赤み、かゆみ、痛み、爪や体毛の変化、服薬や体調の変化も確認します。 - 自己流の育毛を始める前に診断を受ける
原因で治療が異なります。急に広がる、繰り返す、頭全体へ進む場合は早めに皮膚科へ相談します。
小さな脱毛斑が自然に改善することもあります。しかし、見た目だけで種類を区別するのが難しいこともあるため、不安が続くなら受診する理由になります。
過重労働が気になる人は、第1話の疲労サインへ
脱毛の原因を仕事だけに決めつけることはできません。一方で、眠れない、回復しない、出勤前に体が動かないなどが重なっているなら、疲労そのものは別に確認する必要があります。
今日の一歩は、抜け毛の原因を一つに決めず、範囲と経過を記録すること。広がる変化があれば、広告より先に皮膚科へ相談してください。
よくある質問
『はたらく細胞BLACK』の脱毛は何話ですか?
第5話「過重労働、脱毛、錯乱。」です。キラーT細胞が毛母細胞を襲う場面が描かれます。
作中の脱毛は円形脱毛症ですか?
免疫が毛を作る側へ向く描写は、円形脱毛症の自己免疫反応を理解する入口になります。ただし、アニメだけで実際の診断はできません。
円形脱毛症はストレスが原因ですか?
ストレスがきっかけになる人はいますが、直接的な関係なく始まる人も多く、ストレスだけで説明できません。
抜け毛は何科へ相談しますか?
まず皮膚科が相談先です。急速に広がる、繰り返す、頭全体へ進む場合は早めに診察を受けてください。